地域と生きる④

『和らぎの家〜地域といきる〜④』

午後の休憩時間を、ウトウトしながらコタツで過ごしていたお年寄りに声をかけた。

「杏の花を、見に行きませんか?」

千曲市と言えばこの時期は、杏の花が咲き始める。

「行くいく!行くに決まってる!」

いつもの倍の速さで素早く立ち上がり、自ら準備をする皆さんの姿に驚かさせる。

外へ出かけるとリスクも伴うかもしれないが、

春が来て嬉しいと、深呼吸しながら四季を感じ、

道中、車内から見える景色が昔とはすっかり変わってしまったと、昔の想い出話に花が咲く。

そして、たどり着いた先で
お店の方と触れ合い、笑い合う。

そんな、どこにでもある当たり前の光景を、ずっとずっと続けて行くために、

出来る限りの日々の努力を怠らない仕事がしたいと、今日の皆さんの笑顔を見ていて、感じることができました。

もう一歩前へ!

地域と生きる③

『和らぎの家〜地域といきる〜③』

職員がやろうとしている仕事も、遊びも、和らぎの家へ来てくれているお年寄りが、

どんどん職員から自主的に奪っていく今日この頃…

(*´ー`*)

『わたしが、やるよ!』

『ちょとかしてみ!』

『あんた、面白そうなのやってるね!私にもやらしてみ!』

認知症がかなり進行しているひとりの方に、帰りがけに伝えました。

『〇〇さん帰ると、寂しいです…』

すると、〇〇さんが笑いながら言ってくれました。

『あんた、何悲しむことあるって?私は、ここに毎日来てるでしょ?覚えていないの?また私は明日来るんだから、大丈夫よ!』

支えられているのは、いつも私達の方なんです。

お年寄りに感謝、地域に感謝です!

地域と生きる②

『和らぎの家〜地域といきる〜②』

子どもさんがいると、
皆んなが魔法にかけられた様に、

笑顔になります。

和らぎの家を地域から引き継いでから、
一ヶ月が過ぎ、

『地域にある命』と生きるとは何かを、
あらためて考えています。

毎日、学ばせていただくことばかりです。

地域と生きる①

『和らぎの家〜地域といきる〜①』

2019/02/12

「宅幼老所 和らぎの家」を引き継ぎ、

「株式会社ゼロへの道のり」が主体となり、スタートしてから二週間が経とうとしています。

スタートしたら、そこで起きる出来事を皆さんにお伝えするつもりでいましたが、

地域といきるということは、深く考えさせられることが沢山あり、

それは地域で汗と涙を流しながら80年、90年、100年と生きてきた方達の『人生』そのもので…

自分自信の人生についてもまだ何もわかっていない私が、簡単に語る事は出来ないと感じています。

小さな町の狭い路地裏にある、一人で暮らすお年寄りのお家へ送迎に行き、

その庭先でふと目を閉じると、何十年も前の、賑やかな家族の光景が浮かんでくる気がします。

庭には沢山の花が咲き、子ども達の遊ぶ声が響きわたっていたのでしょう。

和らぎの家は、

頑張って、頑張って、頑張って、頑張って、頑張って生きてきた地域で暮らす皆さんの人生の物語に、

少しだけ関わらせていただきながら、
沢山の事を、学ばせてもらっています。

高山 さや佳